初心者でもわかる『スターウォーズ』あらすじと解説!
※エピソード9はネタバレなし!
やあ!にじもとだよ。
2019年12月20日ついに公開された新3部作の完結編となる
『スター・ウォーズ エピソード9/スカイウォーカーの夜明け』
STAR WARS:EPISODE Ⅸ THE RISE OF SKYWALKER
が公開されたね。
今日は1作目から40年以上経つスターウォーズシリーズ、映画でいうと9作品。
ライトセーバー、フォース、ダースベイダーにヨーダ、C-3POにR2-D2…知ってはいるけれど、作品は観たことない。
でも、今から全部追うのはちょっとツラい…
そんな人たちのために、今回はこれまでの作品を初心者でもわかるようにあらすじを解説していくよ!
見るべき順序は?
作品のあらすじの前にシリーズ(Ⅰ〜Ⅸ)の順序について説明しておくよ。
実はスターウォーズ、公開1作目の作品がなんとエピソード4である。という人もいるだろうけど、個人的にはそう思わない。
スターウォーズシリーズ全9作品は大きく分けると旧三部作(Ⅳ・Ⅴ・Ⅵ)・新三部作(Ⅰ・Ⅱ・Ⅲ)・続三部作(Ⅶ・Ⅷ・Ⅸ)の3つに分けることができる。これは公開順・物語の節目で大別されたもので、この順序で見るのがスターウォーズという大きなサーガを追う上でも、他のスターウォーズファンが辿ってきた道という意味でもいいと思う。
したがって、見るべき順序は
がベスト!
今回はこの順序に沿って紹介していこうと思う。
スター・ウォーズ エピソード4/新たなる希望
STAR WARS:EPISODE Ⅳ A NEW HOPE
北米公開:1977年5月25日 日本公開:1978年7月1日
【特別編】北米公開:1997年1月31日 日本公開:1997年5月31日
監督・脚本:ジョージ・ルーカス
記念すべき1作目!
当初は低予算のB級映画ってレッテルを貼られていたSF作品。
舞台となる遥か昔の遠い銀河では帝国が支配していた。
それに対抗すべく有志が反乱同盟(レジスタンス)が組織され抵抗していたが…
惑星タトゥイーンでは主人公となる青年ルーク・スカイウォーカー(当時19歳)がレジスタンスのパイロットを夢見ながら叔父夫婦の元で田舎で悶々とした暮らしをしていたが、C-3POとR2-D2という2機のドロイドを買ったことで運命が変わっていく。
R2-D2にはレジスタンスのリーダーであるレイア姫からオビ=ワン・ケノービに宛てたSOSメッセージが記録されており、かつてのジェダイ騎士であったオビ=ワン・ケノービとの出会い、ちょい悪パイロットのハン・ソロとその相棒チューバッカとの出会いを通して銀河大戦へと巻き込まれていきながら徐々にフォースの力に目覚めていく。
全てを知っているオビ=ワンが多くを語らないままフェードアウトしていくことになるが、
ちなみに、当初オビ=ワン・ケノービ役に日本の名優「三船敏郎」の名前があったとか。
日本人オビ=ワンも見てみたかったなぁ…
スター・ウォーズ エピソード5/帝国の逆襲
STAR WARS:EPISODE Ⅴ THE EMPIRE STRIKES BACK
北米公開:1980年5月21日 日本公開:1980年6月28日
【特別編】北米公開:1997年2月21日 日本公開:1997年7月5日
監督:アーヴィン・カシュナー
脚本:リイ・ブラケット/ローレンス・カスダン
製作総指揮:ジョージ・ルーカス
シリーズ2作目!
世界の歴代映画トップ10にもよくランクインされる名作中の名作。
前作でルークが帝国軍の大量虐殺兵器「デス・スター」を爆破してから3年後、未だに帝国軍とレジスタンスの戦いは続いていた。
ルークは前作で亡くなったオビ=ワンの声に従い、伝説のジェダイ・マスターであるヨーダの元で修行を積む。
一方、ハン・ソロとレイアはソロの旧友ランド=カルジリアンに裏切られ帝国に捕まってしまうこととなる。
フォースによりソロたちの危機を感知したルークはヨーダの制止を振り切り単身救出に向かうが、そこにダースベイダーが立ち塞がる。
「私がお前の父だ。」ダースベイダーの口から衝撃の事実がルーク、そして我々視聴者に告げられる。
最後にはルークがダースベイダーに右腕を切り落とされたり、レイアと愛し合うハン・ソロがカーボン・フリーズされたりと敗色感しか残らないという衝撃の展開だらけ。
スター・ウォーズ エピソード6/ジェダイの帰還
STAR WARS:EPISODE Ⅵ RETURN OF THE JEDI
北米公開:1983年5月25日 日本公開:1983年7月2日
【特別編】北米公開:1997年3月14日 日本公開:1997年7月26日
監督・脚本・製作総指揮:ジョージ・ルーカス
旧三部作の完結編!
公開当時には原題『REVENGE OF JEDAI』だったことから邦題も『ジェダイの復讐』だったが、
「高潔なジェダイは復讐しない」というルーカスの考えから日本では2004年に『ジェダイの帰還』に変わっている。
前作でカーボンフリーズ化されてしまったハン・ソロはジャバ・ザ・ハットの元に囚われていた。
C-3POとR2-D2、そしてレイアとチューバッカが救出に向かうが失敗。ルークが救出に向かう。
ハン・ソロ救出後、ルークは再びヨーダの元で修行を再開しようとするもヨーダはその命が尽きかけていた。
ヨーダから最期の助言をもらい、霊体となったオビ=ワンからは双子の妹の存在を知らされたが、それはレイアのことであった。
ルークはレジスタンスと合流し、帝国軍が建設中の第2デス・スターを破壊すべく最期の戦いに挑む。
父であるダースベイダー、そして皇帝との対決の中で、ルークはフォースのダークサイドに落ちてしまうのか?
エンディングにはダースベイダーことアナキン・スカイウォーカーが出てくるが、当初セバスチャン・ショウが演じていたものが、DVD化されてからはエピソード2からアナキンを演じているヘイデン・クリステンセンに差し変わっている。
スター・ウォーズ エピソード1/ファントム・メナス
STAR WARS:EPISODE Ⅰ THE PAHANTOM MENACE
北米公開:1999年5月19日 日本公開:1999年7月10日
【3D版】北米公開:2012年2月10日 日本公開:2012年3月16日
監督・脚本・製作総指揮:ジョージ・ルーカス
新三部作のⅠ作目であり、シリーズの出発点!
前作『ジェダイの帰還』から16年の時を経て上演。
銀河帝国は存在せず、銀河共和国が平和と秩序を保とうとする時代。
ジェダイ騎士クワイ=ガン・ジンとその弟子オビ=ワン・ケノービは宇宙船修理のために立ち寄った惑星タトゥイーンで、強いフォースの資質を持つ奴隷の少年アナキン・スカイウォーカーと出会う。
一方で、銀河の平和を乱そうとする通商連合が惑星ナブーを攻撃。クワイ=ガン、オビ=ワン、そしてアナキンはナブーの王女パドメ・アミダラを護衛のためナブーへ向かう。
そしてこの陰謀の背景には忍び寄るシスの影が…
スター・ウォーズ エピソード2/クローンの攻撃
STAR WARS:EPISODE Ⅱ ATTACK OF THE CLONES
北米公開:2002年5月16日 日本公開:2002年7月13日
監督・製作総指揮:ジョージ・ルーカス
脚本:ジョージ・ルーカス/ジョナサン・ヘイルズ
新三部作の2作目!
前作『ファントム・メナス』から10年後の世界。
銀河共和国からは多くの惑星が分離主義者の手により離脱しており、崩壊寸前。
オビ=ワンの元でパダワン(弟子)としてジェダイになったアナキンは、暗殺のターゲットとなったパドメを再び護衛することになる。
久しぶりの再会、徐々に惹かれあっていく2人、ジェダイに許されない禁断の恋…
故郷であるタトゥイーンでの母の死とその復讐でアナキンにダークサイドの影が忍び寄る。
一方でオビ=ワンは単身、シスが裏で手を引く分離主義者たちの陰謀を追うがダークサイドに墜ちたかつてのジェダイ、ドゥークー伯爵により捕らえられてしまう。
救出に向かったアナキンとパドメも同じく捕らえられてしまうが、ヨーダ、メイス・ウインドゥをはじめとするジェダイ騎士団がそこに駆けつけ分離主義者団のドロイド軍と激突。
クローン大戦が幕を開ける…
アナキンがドゥークー伯爵に右腕を切り落とされ、エピソード5を匂わせる演出も憎い。
ちなみにジェダイの師弟関係は
ヨーダ→ドゥークー→クワイ=ガン→オビ=ワン→アナキン
ということがこの作品で判明する。
エンディングにはアナキンとパドメが結婚。
スター・ウォーズ エピソード3/シスの復讐
STAR WARS:EPISODE Ⅲ REVENGE OF SITH
北米公開:2005年5月19日 日本公開:2005年7月9日
監督・脚本・製作総指揮:ジョージ・ルーカス
新三部作の完結編であり、ジョージ・ルーカスが手がける最後のスターウォーズ!
クローン大戦勃発から3年後。
分離主義者勢力に誘拐された共和国の最高議長であるパルパティーンの救出にオビ=ワンとアナキンが向かう。
そこでアナキンは分離主義者勢力のリーダーであるドゥークーを倒し、パドメの元へ戻ると妊娠という嬉しい報告を受ける。
しかし、母の死の際と同じくパドメが出産時に命を落とすという予知夢にうなされるアナキンはパルパティーンにも相談し、なんとしてでもそれを回避することを誓う。
一方、オビ=ワンは分離主義者勢力のグリーヴァス将軍を探し出し、倒すことに成功。クローン大戦は終戦を迎えていた。
しかし、衝撃の事実が明らかとなる。
共和国の最高議長であるパルパティーンこそがシスの暗黒卿ダース・シディアスであったのだ。
アナキンはそれを知りながらパドメを救いたいという思いから、ジェダイを裏切り暗黒面へと墜ちてしまう。
崩壊する共和国、ダース・シディアスの発した“オーダー66”により次々と命を落とすジェダイたち…
なんとか生き延びたオビ=ワンとアナキンが光る剣を交える。
双子(ルーク、レイア)を産んだ後に命を落とすパドメ…
なお、ダースベイダー誕生の作品である。
スター・ウォーズ エピソード7/フォースの覚醒
STAR WARS:EPISODE Ⅶ THE FORCE AWAKENS
北米公開:2015年12月18日 日本公開:2015年12月18日
監督:J・J・エイブラムス
脚本:ローレンス・カスダン/J・J・エイブラムス/マイケル・アーント
ルーカスフィルムがディズニーに売却された後、まさかの続3部作の1作目!
『ジェダイの帰還』から30年後、銀河には新共和国が築かれ平和を取り戻したかのように思われたが、帝国の残党が組織するファースト・オーダーの台頭により再び銀河は戦争へ。
レイアは新共和国からレジスタンスを組織し、再び銀河の平和のために立ち向かっていた。
その頃、砂漠の惑星ジャクーでは戦後の廃品を回収しながら両親の迎えを待つ孤独な少女レイがドロイドのBB-8と出会う。
そのBB-8にはルーク・スカイウォーカーの居場所を示す地図のデータを持っており、ファースト・オーダーのダークサイドフォースの使い手カイロ・レンもそれを探していた。
襲い来るファースト・オーダーに追われることとなったレイは、脱走したストームトルーパーのフィンやハン・ソロ、チューバッカ、レジスタンスパイロットのポー・ダメロンらと出会い、戦いにその身を投じていくこととなるが、その中で彼女のフォースが覚醒していくこととなる。
リアルタイムでも約30年の時を経てレイア、ハン・ソロだけでなく、ルークも登場。
ファースト・オーダーのカイロ・レンはレイアとソロの息子であり、ルークの弟子であるベン・ソロであることはこの作品でも明かされている。
スター・ウォーズ エピソード8/最後のジェダイ
STAR WARS:EPISODE Ⅷ THE LAST JEDI
北米公開:2017年12月15日 日本公開:2017年12月15日
監督・脚本:ライアン・ジョンソン
製作総指揮:J・J・エイブラムス
続3部作の2作目!
これまでタイトルロゴが黄色だったのに赤色だったことが当時話題に。
前作の『フォースの覚醒』以降、レジスタンスとファースト・オーダーの戦闘は激化し、レジスタンスは劣勢に追い込まれている。
ようやく発見されたルークはレイに協力的ではなく、戦いに加わることを拒否し続けていたが、レイに修行をつけ始める。
その頃、劣勢のレジスタンスではポー、フィンとローズたちが状況打破のためにファースト・オーダーの司令艦メガ・スター・デストロイヤー・スプレマシーへの潜入を画策していた。
レイはフォースの修行を積む中で、徐々にカイロ・レンとフォースを通じて交信できるようになる。
レイとカイロ・レン、共鳴し合う彼らの行く末は…?
レイとカイロ・レンが共闘してファースト・オーダーの最高指導者スノークは倒しちゃうし、レイの両親のこと、カイロ・レンとルークの一対一の決闘、フォースの新解釈…後1作で収まりがつくのだろうか?
スター・ウォーズ エピソード9/スカイウォーカーの夜明け
STAR WARS:EPISODE Ⅸ THE RISE OF SKYWALKER
北米公開:2019年12月20日 日本公開:2019年12月20日
監督・脚本:J・J・エイブラムス
スカイウォーカー家の “家族の愛と喪失”の物語は、ついに42年に渡る歴史に幕を下ろす。
祖父ダース・ベイダーの遺志を受け継ぎ、銀河の圧倒的支配者となったカイロ・レン。伝説のジェダイ、ルーク・スカイウォーカーの想いを引き継ぎ、わずかな同志たちと立ち上がるレイ。
スカイウォーカー家を中心とした壮大な<サーガ>の結末は、“光と闇”のフォースをめぐる最終決戦に託されたー。
STAR WARS 公式HP
まとめ
いかがだっただろうか?
ただのSF映画ではなく、人間ドラマ、特にスカイウォーカー家の大河ドラマとも取れるのではないだろうか?
映画界でもその影響は大きく、オマージュされているシーンなんかを見つけるとニヤリとしてしまうよ。
何はともあれ
Thank You STAR WARS !!まとめ
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