やあ！にじもとだよ。

今日は毎日0.5kg痩せるというとても胡散臭い食事法を自分なりに実践してみたので、その結果を公表したいと思う。

結果からいうと３ヶ月しないで-5.0kg以上の減量に成功した。

つまり胡散臭いと思っていた方法で減量できてしまったのである（笑）

やってみたことといえば、朝食をコーヒーだけにしてコーヒーにあるモノを入れただけ。

そのコーヒーは完全無欠コーヒーと呼ばれる。

それでは詳しく見ていこう。

完全無欠コーヒーとは？

コーヒーにMCTオイル（ココナッツから抽出した中鎖脂肪酸オイル）大さじ１〜２杯と、良質の無塩バターまたはギー大さじ１〜２杯を加えること。

『シリコンバレー式 自分を変える最強の食事』p.121

これは引用文内にもあるが、『シリコンバレー式 自分を変える最強の食事』という本に記載されている“完全無欠コーヒー”のレシピである。

著者によるとこのコーヒーを飲むことで脳を復活させ、食物への渇望から解放してくれるという。

要するに、ダイエット中において食欲を抑制してくれるのである。

“MCTオイル”とは？

MCTオイルというのはココナッツから抽出されるオイルのことだが、ココナッツオイルとは大きく異なる。

MCTオイルは中鎖脂肪酸が100％なのに対し、ココナッツオイルは中鎖脂肪酸が60％、長鎖脂肪酸が40％となっている。

中鎖脂肪酸とは長鎖脂肪酸との名前の違いの通り、脂肪酸としての大きさが約半分近くなのである。

そのため消化・吸収が早く、エネルギーとして優先的に用いられるため体脂肪として蓄積されにくいという。

ちなみに、ココナッツオイルに比べると香りも控えめなのでコーヒーをジャマしない。

“ギー”とは？

ギーとはバターから水分やタンパク質を除いた純粋なバターオイルのこと。

ちなみにギーはアメリカのTIME誌（雑誌）で「最も健康的な食品50」に選出されているスーパーフードらしい。

著者は無塩バターとギーについて“良質の”という言葉を使っているが、ここでいう“良質”とはグラスフェッドのものを指している。

グラスフェッドについて簡単に説明すると、放牧されて天然の草を食べたストレスのない牛のものということである。

完全無欠コーヒーがもたらす効果

即効性のある効果としては大きく２つにまとめられる。

集中力が持続する！

食欲が抑えられる！

他にもモロモロあるのだが、ここまで疑念をお持ちのあなたも最後まで読んでほしい。

完全無欠コーヒーとは、
コーヒー×MCTオイル×グラスフェッドバター（ギー）であることは先にも述べた。

ここではそれぞれの材料効果から完全無欠コーヒーの効果を徹底解剖していこうと思う。

コーヒーがもたらす効果

みなさんもご存知のとおり、コーヒーにはカフェインが含まれる。

眠気の防止や目覚めのために飲んでいる人も多いだろうが、カフェインには短期的にも長期的にも脳に良い影響が及ぶという。

短期的にはセロトニンとドーパミンというホルモンが活性化するとのことだ。

活性化するとどうなるか？

調べてみたところ一般に以下のようなことがあげられる。

また、長期的には抗酸化性と抗炎症性に関連しているということであり、これはコーヒーに含まれるポリフェノールによるところが大きい。

コーヒーは赤ワインに次いでポリフェノールを多く含む飲料としても有名だ。

ポリフェノールが持つ抗酸化作用はガンや糖尿病、動脈硬化の予防に効果があるという研究結果も多く公表されている。

加えて、本の中には以下のような記載もある。

脳内の炎症を防ぐことで、認知機能の衰えを軽減し、アルツハイマー病の発症リスクも低下させる。

『シリコンバレー式 自分を変える最強の食事』p.122

MCTオイルがもたらす効果

続いてココナッツから抽出されるMCTオイルについて。

MCTオイルは中鎖脂肪酸100%なので消化・吸収が早く身体にも蓄積しにくい脂肪であると伝えたが、それ以上にケトン体を生成し、ケトーシスへと導いてくれることの方が重要なのである。

人間の体は通常、炭水化物を燃料にする。炭水化物が切れたら、脂肪をグリセロールへと転換してエネルギーを得ていく。肝臓はこの脂肪代謝の副産物としてケトン体を生成する。

『シリコンバレー式 自分を変える最強の食事』p.132

難しいけど、ケトン体が増えればケトーシスになるということらしい。

ケトーシスは、体が糖の代わりに脂肪を燃やしてエネルギーにする有益な状態である。

『シリコンバレー式 自分を変える最強の食事』p.132

これがいわゆる脂肪燃焼状態である。

流行りの炭水化物ダイエットは炭水化物（糖質）を制限することでこのケトーシス状態を生み出す方法らしい。

つまり、MCTオイルを摂ることで炭水化物を抜かずに炭水化物ダイエットと同等の効果が得られるのである。

なんとケトーシスの効果はこれだけではない！

以下に本に記載されていた効果を列挙しよう。

ただ、ケトーシス状態に長くいると便秘や低体温、口臭などの原因になるというので注意が必要だ。

そして、このMCTオイルこそが満足感を与えてくれるため空腹を感じにくくするのだ。

バター、ギーがもたらす効果

最後にバターとギーについて。

繰り返しになるが、バターやギーはグラスフェッドのものが良い。

なぜなら、グラスフェッドバターには多くの栄養素が含まれているからだ。

逆に穀物飼育によるバターではこれら有益な栄養素が低減するだけでなく、人にとって有益ではないオメガ６濃度を高めてしまうという。

オメガ６系の油（サラダ油等）を摂取しすぎるとアトピーや花粉症、動脈硬化、心臓病のリスクが高まるともいわれている。

さらにいうとバターよりギーがいい。

ギーはバターが持つ栄養素を全部持つだけでなく、製造過程の中で不要な水分とカゼイン、乳糖を除いてある。

そのため、バターより栄養素が濃くなっているのである。

完全無欠コーヒーを作るには？

完全無欠コーヒーがスゴイのはわかったけど、実際作るとなると

その気持ち、わかりみが深い…！

毎日コーヒーを飲むのはいいとしても、MCTオイルを買って、ギーを用意して…

ただ、実際はそうでもない。

我々のような面倒くさがりやにも救う神はいるのである。

なんと初めからMCTオイルとギーをブレンドしてある商品があるのだ。

ここからは実際に自分がやっている４ステップで完全無欠コーヒーを淹れていくよ。

①まずはお好みのコーヒーを淹れます。

②そしてコーヒーをカップの３分の１程度注ぎ「GEE EASY」を大さじ２杯程度（分量はお好みで）入れます。

③続いてよく撹拌します。

自分も飲み始めたときはスプーンでかき混ぜてたんだけど、

バターやオイルを溶かすとミセルという状態に分解され、脂肪をエネルギーに変換するようになるからだ。

『シリコンバレー式 自分を変える最強の食事』p.123

と書いてあるから攪拌器を使うことにしたよ。

スプーンだけでかき混ぜると若干の油っぽさがあるかも…

撹拌に使ってるのはコレ！

スゴい勢いでかき混ぜてくれる！

なんとお値段たったの1,500円ちょい！！（カプチーノも作れるらしい）

④残った３分の２を注いでスプーンで軽くかき混ぜたら完成！！

肝心の味は？といわれると

自分の語彙力ではクリーミー？としか言えない（笑）

本の著者もクリーミーと表現してるし、クリーミーなんだと思う。うん、クリーミーだ！

まとめ

完全無欠コーヒーについて長々と書いてきたが、個人的には文字通り完全無欠の効果があるといえよう。

実際、自分も完全無欠コーヒー生活を始めてから３ヶ月しないで５kg以上の減量に成功した。

気持ち、昼間に眠気に襲われるっていうことが減った気もするよ。

こういうのは続かないと思っていたけど、材料さえ用意すればいいから運動したり、何かを制限することなくできるしなので面倒くさがりやなればこそのダイエット法だと思う。